生活クラブ・トキワ養鶏飼料米協議会 報告

〜2012年4月から”ごとうもみじ”への飼料米給餌率を

40%に引き上げる方向で合意!〜

 11月16日、青森県藤崎町のトキワ養鶏農場で今年度2回目となる飼料米協議会を行いました。参加者は、飼料米生産者、トキワ養鶏、生活クラブ青森、生活クラブ岩手、そして、今回から生活クラブやまがたもともに事業をすすめるということで、協議会へ参加となりました。

 今回の協議会のテーマは、7月におこなった第1回の協議会時に、飼料米の作付け面積の拡大で収穫量が大幅に増えることを受け、2012年度の飼料米給餌率をどのようにするかを組織討議を経て決定することです。

 まず最初に、飼料米の作付け面積と収量実績について報告が行われました。面積は745haで2010年の3.1倍、収量は4,034tで2010年の4.4倍となりました。これはトキワグループ全体で必要な飼料の20%をまかなえる量になります。

飼料用米生産者の皆さん

 次に実際に飼料米の生産をおこなっている五所川原の協議会メンバー3名から、今後の見通しとして、様々な転作作物がある中で、基本的ノウハウも機械も人が食べる米と同じである飼料米は、最も転作に適していると実感していて、今後も作付けは増えるであろうこと。飼料米で日本の自給を支え、TPPが来ようが、補助金がなくなろうが、農業できちんと飯が食える自活した農業を確立する意気込みを話していただきました。

 以上の報告をふまえて、2012年4月からの飼料米の給餌率について生活クラブ青森・やまがた・岩手の3単協で協議した結果、自給力の向上という事業の目的から、飼料米を40%給餌にする事で合意しました。

 今後の方向性としては、2012年度は更に飼料米の作付けが拡大することが予測される中で、協議会の参加者がそれぞれの課題について取り組むことを確認しました。

①飼料米生産者は、多収性の品種の選定や農法の確立をすすめ、採算ベースの収量がどれぐらいであり、再生産可能な米の価格がいくらであるかを試算すること。

②トキワ養鶏は、地域内循環で完結できる飼料設計をめざし、飼料米比率を98%(あるいは90%)まで高め、鶏の健康と産卵率及び卵の栄養面について調べる実験をおこなうことと、青森県内の養鶏場に対しても飼料米給餌への参加を呼びかけていくこと。

こめ育ち卵を一緒に取り組む 生活クラブ青森・やまがたの皆さん

③生活クラブは、事業の目的を全組合員で確認し、今後の方向性について討議していく必要があります。それは今までの輸入飼料に頼った卵から完全国産自給の卵への方向転換であり、しっかりと話し合って行きます。

今回の協議会では、若手の飼料米生産者に元気をもらいました。彼らは30代40代で、これからの農業を引っ張っていく強い意志を持っていました。しかもとても勉強熱心!消費者の生の声が聞けてよかったと、協議会への参加に意欲的でした。私たち組合員も、その意欲にしっかりと答えていく行動を示さなければと強く思いました。

(報告 理事 工藤朋子)

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