コア産地活動・リンゴの摘果作業~八峰園~

6月27日、今年一番の暑さの中、理事・監事・職員計7名でりんごの摘果作業に行ってきました。

 

青森県・藤崎町のトキワ養鶏場から15分ほど離れたりんご圃場へ。ここは八峰園の生産者(会員)・成田さんのりんご畑です。。畑では成田さんのほかに、八峰園のりんご生産者50人を束ねる親分(?)の小山内さんも待っていてくれました。

親分・小山内さん

 

 

工藤理事長を除いてはまったくの初心者の私たち。まずは摘果作業とは?から始まりました。摘果・・りんごの花の咲いた後、小さな5個の実をつけているのですが、その中の真ん中の1個だけを残して、他は摘み取ってしまう作業のことです。(間引きと同じですね)。この作業はこの1回だけではなく、収穫までにはあと2回はするそうです。そうやって摘果してくことで栄養が行き届き、太陽の光をよく浴びたおいしいりんごができるのです。人差し指と中指でりんごをはさんで親指でひねりとる、と見ていると簡単そうなのですがこれがなかなかむずかしい。1本の木に何百個と実っている実、そして畑には何百本ものりんごの木。気の遠くなるような作業です。一人で1日最低6本の作業をしなければりんご作りは成り立たないのですが、私たちのこの日の目標は7人で1人分(6本の摘果)です。

どの実を残したらいいの?摘果作業中

 

 

 

 

 

 

 

昼食時には古川常務、成田さん、小山内さんと息子さんと和やかにお話をすることができました。「青森県のりんごの慣行栽培の農薬基準は36成分ですが、八峰園では半分の18成分で栽培している。(特別栽培)」「葉とらず栽培している。(糖度がたかく、りんご本来の味の追求)」42年間りんご栽培しているという小山内さん。他の仕事についていた息子さんが今年からりんご栽培の仕事を始めて、今色々教え込んでいる最中とのこと。頼もしい後継者ができてうれしそうでした。(とってもイケメンの息子さん)小山内さんのネイティブな津軽弁を聞き取るのに必死でしたが、ユーモアたっぷりにいろいろなお話をしてくださいました。

 午後は最初にりんご栽培について説明を受けました。身近な果物のりんごでありながら、私たちはな~んにも知らなかったということにまず驚きました。

  • りんごは「ふじ」なら「ふじのりんごの木」を植えてそれが大きくなって「ふじ」が実るのだとばかり思っていましたが、違うのです。最初は台木(根を張る土台となる木)としてマルバカイドウを苗木とします。
  • 2年くらいしたら畑に移植。そこに「ふじ」「紅玉」「つがる」などの木を接木し、大きくしていきます。収穫を早くするために接木を繰り返し、さらに大きくします。
  • りんごの花が咲いて授粉させるために、マメコバチという蜂を使います。消毒したわらに卵を産んだこの蜂は箱単位(1箱1万5千円くらい)で農協から購入。その後は管理次第では自分達で飼い続けることもできるそうです。授粉は手作業でもおこないます。
  • 同じ品種同士を授粉させても実らないのだそうです。(ここが驚き!!)違う品種同士でないと良いりんごにならないので、わざわざ授粉専用のメイポールという木も栽培していました。

台木になるマルバカイドウ

マメコバチの巣箱

 

 

 

 

 

 

 

聞く話に「へえ~、そうなんですか?」といちいち驚きながら、りんごの栽培の奥深さに頭が下がる思いでした。

 お話を聞いたあとは黙々と摘果作業を続け、手の届く所が終わったら脚立に乗って上の方も。3時まで作業してやっと6~7本終了(7人で)。なんとか1人分です。最後はトキワ養鶏の能登谷組合長も様子を見に来て下さって、休憩後みなさんと写真を撮り、帰ってきました。

作業中の農家の方たちも一緒に

 連合青果で取り組んでいる八峰園のりんごは産地リレーの関係で収穫された旬のものではなく、青森にしかない貯蔵冷蔵庫で保管されて春先に供給されています。これだけ手間をかけたりんごをぜひ取れたての旬にたべたいと痛切に思いました。

八峰園の担当単協として、コア産地活動を通して、何かよい取り組みができればと思います。次回の作業は秋かな?来年の摘果作業にはぜひ大勢の組合員で参加したいと思います。                  (理事  菊地美由紀 )

  • カンブリア宮殿放送
  • しーちゃん
生活クラブ岩手のFacebook
  • ビオサポ
  • 最新動画一覧
  • ハグくみ
  • 食の安全
  • 放射能対策
  • おおぜいの自主監査

ページの先頭に戻る