重茂味まつり ~№1~

 

 

 

8月5日、震災後はじめての「重茂味まつり」が開催されました。千年に一度の大津波から僅か1年5ヶ月で味まつりが復活することを誰が想像していたでしょう。大事な家族や家、施設、道具の何もかもを津波で失った重茂。私たちの計り知れない悲しみや辛さの中、明日への希望を見出せずに日々を過ごしてきたと思います。この春の養殖わかめの収穫時、漁協の高坂参事は「重茂はいつまでもくよくよしていてはいけません。一日も早く震災前の日常を取り戻ネバネバめかぶ。分けるのが大変!さなくてはならないのです。そのために味まつりは何としても開催します。港も整備されておらずどの程度のことができるかわかりませんが、開催する事によって重茂が元気を取り戻し、この間支援してくれた皆さんへの感謝の気持を表します。」と話していました。当日は、参事の思いのとおりの味まつりとなりました。重茂の海産物を待ち望んでいた人がおおぜい集まり、それに応じる漁協の組合員や職員、お手伝いの中学生は本当に活き活きとしており、そして嬉しそうでした。

生活クラブからは約80名が参加しました。去年に引き続き山梨単協の太鼓グループらん・La・乱や他単協の組合員、職員が遠路駆けつけてくれました。今回、新たな試みとして漁協の企画をお手伝いさせてもらいました。震災前の味まつりでは、重茂の多くの方にとって私たちは来場者の一人という存在でしかなかったので、手伝いに入れてもらえることになったものの重茂の皆さんに溶け込めるだろうか、足手まといになるのではないかという不安を抱いていました。しかし、それは杞憂に終わりました。重茂の皆さんは快く私たちを受け入れてくれ、充分(?)お役に立つことができました。帰り際には「来年も頼むね」という言葉までもらいました。

震災直後、生活クラブの支援物資に対し感謝されたことは事実ですが、その活動が一過性のものになっていなかったことを嬉しく思いました。同時に、ここまで関係性が深まっていたことを改めて知りました。それは、おおぜいの組合員や職員が重茂に入ったことによるものだと思います。お互いの顔を知るということは本当に大切なことだと実感しました。

みんなの笑顔の花の咲いた味まつり。味まつりの復活は、重茂の復興への一歩と、重茂と生活クラブとの新たな関係性が展望できるものとなりました。

理事 熊谷 由紀子

 

ランチコーナー

 味まつりのお昼ごはんといえば、「重茂定食」「重茂そば」ですが、そのそばに生活クラブランチもあります。重茂の肉厚ワカメを刻んで混ぜたワカメご飯に、平牧ウインナーやはりまのムネ肉使用のチキンナゲット、スクリューマカロニサラダなど盛りだくさんの消費材。当日は、東京ネット・連合会・親生会の皆さんに手伝っていただき、130食をさばくことができました。青い空と海、暑く、熱く、賑やかな祭りの一日でした。祭りって終わると淋しいものですね。でも、また来年があるでしょう。

                           

理事 齋藤 ちひろ

 

カフェコーナー

炎天下の日差しに誘われて、カフェコーナーは大繁盛!!!子供達は温州みかんジュース、八峰園のリンゴジュースが人気。大人は若者から年配の方まで、なんと言ってもアイスコーヒー。用意してきたアイスコーヒーのパックはすぐになくなり、それからはお湯を沸かし珈琲を作り、それをひたすら冷やして提供しました。飲み物に入れる氷は一日中、親生会の二葉製菓さんがアイスピックで砕いて下さり、とても手間暇と愛情こもった飲み物(150円)が出来たと思います。

以前漁港だった会場は建物が全くなくなり、お祭りに集まった方達は屋根のないところで食事をしたり、暑くて大変だったと思います。出店した私たちはテントの中にいて、少し申し訳ないような気持ちでした。でも、大盛りの氷のサービスでクールダウンして貰えたかなぁ? 「美味しかったからおかわりしに来たよ~」との嬉しい声もありました。

理事 今井 玲子

 

子どもの遊びコーナー

岩手の隊員をはじめとして他単協のみなさんや親生会の方たちも大活躍していただき、子どもコーナーは無事に200 枚のチケットを完売しました。中には輪なげにはまって何枚もチケットを買ってくれた子もいましたが、ほぼ200 人の子どもたちが遊んでくれたと思います。 昨年のバーベキューや今年の春の演奏会で一緒に遊んだ子どもたちも来てくれました。 そっと近づいて来て、黙って私の顔を見て、何か言いたげにしているので「覚えてる?」と聞くと恥ずかしそうにうなずいてくれました。なんてかわいいこと! 前回も感じたけれど、地域のたくさんの大人達に見守られながら育っている重茂の子どもたちは ちょっとシャイだけどとても素直でのびのびと子どもらしく生きています。ありのままの自分を認めてもらっているからなんでしょうね。1 年で確実に背は伸びていましたよ。 これからもずっとこの子たちの成長を見届けたいと思うばぁばです。子どもは社会の未来そのものですから。

監事 佐藤 直子

食堂係           

 ウニ・アワビ・きざみ昆布など海の幸盛り合わせの重茂定食と、その海の幸がのった重茂そばを販売する重茂婦人部の食堂のお手伝いをしました。重茂定食は味祭りを象徴する人気メニューで、昨年は津波にもっていかれてなくなってしまった海の幸が、また重茂の海に帰ってきた証です。男性4人は列の整理やそばの盛り付けの手伝いを、女性4人はみそ汁とご飯の盛り付け係りをまかせられ、開始早々からお昼のピークを過ぎて行列が途切れるまでせっせと働きました。婦人部の方々・お手伝いの中学生と上手く仕事を役割分担し、手の空いた人は忙しそうなところのフォローにまわりながら阿吽の呼吸でとても手際よく一緒に仕事ができたとおもいます。自己満足かな(^^)

理事 菊地美由紀

 

加工品販売

自分に与えられどこまで続く、長蛇の列た受け持ちを無視して、加工品販売に手を出してしまいました。まつり開始の前に長蛇の列をつくるのはいつも「焼きうに」と「塩うに」目当て。開始の時には後ろで見ていましたが、ものの1分と経たずに巻き込まれてしまい、そのまま列がなくなるまで手伝いました。

今まで味まつりには全て行っているけど、一番のメインの加工品売り場には手が出せませんでした。やはり味まつりのメインなので、どこか遠慮があったのかもしれません。しかし今回はそんな遠慮など感じることなく、すんなりと一員になった感じでした。 今まであった「壁」のようなものが取り払われ、重茂と生活クラブが一体となった瞬間のようでした。やはり皆さんが一生懸命に取り組んでいる姿が受け入れられた証しです。一歩前に進んだ味まつりとなりました。

大木 敏正

焼うに体験コーナー

焼きうに体験はたった今まで海に沈めていた活うにを①割って②貝に盛りつけ③炭火で蒸し焼きにするコーナーです。私達生活クラブはかごに入ったうにを海から引き上げるところと、焼き上がったうにを包装してお客様に引き渡す工程を担当しました。焼きうには炭火で焼くのでテントの中がとにかく暑い。テントの外が日向であっても涼しく感じる程でした。そんな中、青年部の若者は汗だくになりながら休む間も無くうにを焼き続け、他のコーナーが店じまいをする中、私達に振る舞ううにも焼いてくれました。そして、終わりには、「来年も来いよ」との言葉ももらい、重茂の方々と近くなれた一日でした。   

工藤 一 

 

 

交流会 ~前夜祭~

4日午後6:00から重茂漁協の3階ホールで、交流会がありました。生活クラブ単協(岩手、青森、東京、神奈川、群馬、山梨)連合会、その他各団体、重茂漁協の皆さん、総勢80人あまりが集まり、元専務の大木さんの乾杯で始まりました。岩手のみんなが作ったごちそうと漁協の皆さんからのイカや魚が大好評でした。各単協からのお話や漁協へ祭りのご祝儀(多くの組合員から)の進呈もあり、参加者の熱い思いがすごく伝わった交流会でした。

                              

理事 萩原 朋子 

  

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