宮古魚市場にカモメが飛んだ
4月11日より、宮古魚市場で水揚げが再開されることをニュースで知りました。
12日、田老からの帰り道に魚市場に寄って見ると、競りは14時開始とのこと。
市場は柱と屋根以外は何もなく、鳥の侵入を防ぐため3方を網で囲っていました。
市場の横には5メートル以上の高さの瓦礫の山が2つあり、再開に向け最大限力を尽くしたことが見て取れました。
競りへの参加者は20名ほどおり、トロール船ごとに水揚げされ競りにかけられ、魚種は毛蟹、タラ、吉次、なめたがれい、たこなど。
私たちが見学中、約2トンぐらいの水揚げがあったように思われます。
魚の水揚げに、カモメが船の周りで嬉しそうにたくさん飛んでいました。
それ以上に、魚市場の関係者の誇らしげで「どうだ!」と言わんばかりの顔が印象的でした。
市場の事務所は2畳程度の小さなプレハブ。
そこには「水産の宮古 がんばろう」とメッセージが貼ってありました。
復興1号です!
くまがい