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支援が広がる

 このゴールデンウイークは多彩な人たちが支援に入ってくれました。連合会有志7人衆、栃木組合員の高徳機械洗浄、青森の太山さん夫妻、千葉の組合員のご主人、岩手の元理事長の永井さんなどの人たちです。その中で、栃木から駆けつけてくれたお二人から便りが届きましたので掲載します。

 そして昨日の5/13にはJA加美よつばの早坂常務と今野課長が高徳本社に強力な洗浄機を持ってきてくれました。工場にある搬出できない大型の機械洗浄と床の洗浄が目的です。

 今回の未曾有の大震災もどんどん風化していくでしょう。しかし現地は悲惨なままです。失業保険も3ヶ月で切れてしまいます。早く復旧しないと重茂も高徳も丸寿阿部も人が去ってしまいます。そんな瀬戸際にいるのも事実で、この現実からは逃げられません。迅速で的確な支援は今後も必要です。 


栃木単協・鎌田さん

 「ゴシゴシ、ゴシゴシ…」高橋徳治商店さんの練り物の型にこびりついたドロ、まるで粘土のように細かい粒子は機械の細部にまで入り込んでいました。

型の隙間のドロを見ながら、改めて今回の震災のすごさを痛い程感じました。

胸の奥からこみ上げてくる熱いものを押し込んで、たった1日だけだったけど作業を精一杯させていただきました。

「この機械が再び使える日が来ますように。」そう祈りながら。

水沢センターまでは車で6時間、我が家は家族4人で行きました。6才の娘も「早くおとうふ揚げ食べられるといいね」と言いながらゴシゴシしました。

水沢センターがよければ、またゴシゴシ行きたいです。

皆さんも行きませんか。

栃木単協 鎌田律子


 パソコンの前で、被災した生産者さんの状況を見ながらモヤモヤした日々を過ごしおりましたが、「機械洗浄のボランティアを募集」との言葉に、一筋の光が見えました。

私に何か出来ることはないか、カンパだけで良いのだろうか、ずっと考えていました。

これは、行くしかない。岩手の大木専務さんにメールを送り、行って良い旨の返事を頂き、栃木より駆けつけました。

油とヘドロの混ざり合ったドロまみれの高橋徳治商店さんの機械たちを見たとき、正直、胸が詰まりました。ですが、そんな中で、前を見て立ち向かおうとしている。私がへこたれている場合ではない!と、再生を願い、一心不乱に機械を磨きました。

正味一日半の作業ではありましたが、反対にこちらが元気を頂いたような気がします。

みんな繋がっているんだ、と。

また、宿舎に泊まらせていただきました。地域の組合員さんに用意して頂いた食事、とても美味しかったです。大変お世話になりました。

また、何かお手伝い出来ることがあれば、栃木より駆けつけます。

皆様、お体を大切に、頑張りすぎずに。

日常の生活に戻りつつある栃木の中で、たとえ細くても長い支援が出来るよう、皆で考えていければと思います。

高橋徳治商店さんの練り物や重茂のわかめ、食べられる日を気長に待っています(*^_^*)

栃木単協 齊藤美香 

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