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重茂漁協による「さようなら原発1000万人アクション」盛岡行動

 重茂漁業協同組合では「さようなら原発1000万人アクション」に賛同し、署名活動に取り組んでいます。すでに地域住民の10倍の署名を集めていますが、1/14(土)小雪舞う真冬日、海で生きる生産者の切実な声を消費地で訴えたいと盛岡市内4カ所で署名活動を行いました。
 重茂漁協を6時半に出発した漁協職員、女性部、青年部の20人がマイクロバスで盛岡に到着したのが10時。脱原発のスタッフジャンバーに「さようなら原発1000万人アクション」の横断幕と大漁旗を手に、生活クラブ組合員26人と合流し、総勢46人で道行く人に脱原発を呼びかけました。
 原発事故から10ヶ月経った今、報道量は目に見えて減少し、人々の関心は薄れつつあります。そんな中、重茂の人たちの呼びかけと目を引く大漁旗は凍える手で署名してくれた人と無関心を装い通り過ぎた人々の目と心に深く刻まれたと思います(短い時間でしたが4カ所で512筆の署名が集まりました)。

① クロステラス盛岡店前
ちょうど駅からの通り道だったので電車利用の学生や盛岡以外の方が多かったように思います。若い人も年配の人も「関心がないわけではない」といった感じで、ペンを向けると思ったより多くの人が署名してくれました。久しぶりに多くの人に声をかけ手足は凍えましたが、気持ちはちょっと暖かになりました。

(市川圭子)

② 川徳前
2007年9月、重茂漁協が盛岡で「六ケ所再処理工場の稼働中止を求める」街頭署名をした時に生活クラブ岩手も一緒に署名活動をしました。それから3年6カ月後の福島原発事故がどれだけ自然を汚染し、人々の暮らしを破壊してしまうのか・・・現在進行形の中、今回は脱原発も加えて再び共に署名活動を行いました。
人の食べ物は、地球の自然が与えてくれる恵みだと思います。その自然環境を放射能で汚染することは絶対に避けたいことです。人出が少なく寒かったせいもあるかもしれませんが、道行く人の署名への反応が鈍かったように感じました。でも歩み寄って署名してくれた人、よく分かんないと言いながら話を聞いてから署名してくれた女子高校生がいました。チラシを受け取った方が捨てずに読んでくれればと思います。一人ひとりに伝えることの積み上げだと感じました。

(齋藤ちひろ)

③ 北日本銀行大通り前
大漁旗がいい具合になびくほど風のある場所でしたが、寒さに負けず大きな声を出して脱原発を呼びかけました。署名開始直後は人通りも少なく、なかなか立ち止まってもらえませんでしたが、信号待ちの人に声をかけたり、一緒に歩きながら話したりして、少しずつ用紙が埋まっていきました。特に高校生くらいの若い世代が、多く署名をしてくれたように感じました。また、「おばあちゃんの家が重茂です」という方にも会い、つながりを感じる活動でした。

(工藤朋子)

④ 岩手産業会館前
思ったよりも通行人は多く、署名してくれる確率も予想以上でした。
重茂の横断幕と大漁旗はとても効果があり、通り過ぎる車も注目してくれて、わざわざ車を停めて署名してくれた方が2組いました。また横断幕を見て「重茂の方ですか?懐かしい!釣りに行ったことがあります」とか「宮古で家を流されて今は盛岡に住んでいます」と自ら声をかけてくださる方もあり、思いがけず会話が弾んだ場面もありました。
署名してくれた人は若い方から年配の方まで、そして男女を問わずで、前回の六ヶ所再処理反対署名の時よりも手ごたえを感じました。「重茂の方たちは復興に向けて頑張っています。でもそこに放射性物質が降り注いだら何もかも台無しです。」と話すと「そうですよね」と共感してくれる人も多く、実際に漁師さんたちの顔を見ることで伝わるものも大きかったと思います。

(佐藤直子)

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