GMOフリーゾーン看板設置セレモニー
私たちのお豆腐の原料大豆を契約栽培している農事組合法人アグリ平泉は管理している農地93haを昨年GMOフリーゾーン登録しました。
6月29日、奇しくも平泉の世界遺産登録記念日に看板設置セレモニーを行いました。
この日の平泉は梅雨の合間とは思えないような青空が広がっていました。小麦畑は収穫作業の真っ最中。そのお忙しい中にも関わらず、アグリ平泉代表の佐々木さん他3名が参加してくださり、組合員31名と看板設置を行いました。
佐々木さんにアグリ平泉の概要を説明していただいた後、看板の土台となるセメントこねや空気抜きの作業。無事、平泉の田園風景に調和する看板が設置されました。この看板は組合員のカンパ(「きんいろぱん屋」さんのおからクッキーと丸パン)によるものです。
そして最後に、看板の前でアグリ平泉代表・佐々木さんによるGMOフリーゾーン宣言!その力強い言葉には、この美しい平泉の地や人々とともに生きていく決意が込められているようでした。
(担当理事・菊池江里奈)
※GMOフリーゾーン宣言は農地を持つ生産者からの宣言ですが、GMOサポーター宣言は私たち組合員もできます。すでに120名が登録し、引き続き受付中です!詳細はお近くの環境委員にお尋ねください。
<参加者から>
世界遺産登録から5年という節目に行われた、アグリ平泉GMOフリーゾーン看板設置セレモニー。温かみあふれる看板は、周囲の風景に調和しながらも、強い主張をしているようだった。私のきんいろぱん屋さんとの出会いは、生活クラブ加入前だったが、うれしいことに、今回はパンの原料であり、幻の小麦と言われるこゆき小麦のルーツを探る旅となった。331haの広大な土地に広がる小麦と大豆を実際に目にし、いつも口にする食材の安全性を確認するとともに、こういった活動の積み重ねが生産者・消費者相互に必要だと実感した。群がるとんび、そしてひばりのさえずりに、なにか懐かしさと安らぎを感じるひとときだった。
(水沢 瀬谷ゆきえ)