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早採りわかめ 春いちばん 出荷式

2018/1/11

宮古の冬特有の、気持ちよく晴れ渡った青空のもと行われた、重茂漁協の「早採りわかめ 春いちばん」出荷式。

会場には、漁協関係者や宮古市の関係者ほか、地元の保育園の園児や子どもたちの姿もたくさん見られ、にぎわいました。

重茂のワカメを立派に成長させるために必要な、新芽の間引き「春いちばん」。

そのシャキシャキした食感は、まさに旬の味わい!

重茂漁協の伊藤隆一組合長によると、今年はワカメの生育も順調で非常に品質も良い。2月中旬まで出荷され、重茂漁協では50トンの水揚げを目指しているとのこと。

生活クラブ岩手の理事長豊川からは、「今年42年を迎える重茂漁協との提携関係の中で、肉厚ワカメなどの海産物を通して石けん運動・脱原発運動へ、そしてこれからは、『食・エネルギー・たすけあい』の自給ネットワークづくりを目指してともに、生活クラブ運動をつくっていき、未来の子どもたちに安心して暮らせる社会を手渡せるよう、力を合わせていきたい」と挨拶を述べました。

トラックへの積込作業のあと、運転手さんに重茂の子どもたちから花束贈呈。

無事の出荷を祝いました。

式典後には、試食としてワカメのお振る舞い。冷えた体に、温かい味噌汁。

花束贈呈の大役を果たした女の子は、さっとお湯にくぐらせるだけでパッと鮮やかな緑色に変わるワカメにビックリした様子で、おいしそうにおかわりしていました。

奇しくもこの日は、東日本大震災から6年10カ月。今日参加した保育園の子どもたちは、まだ生まれていなかったことでしょう。新しい、元気な声が響いています。記憶を風化させないために、「食べて復興応援」。一人ひとりのエールが、生産者を元気づけます。

収穫当日に発送。厳寒の重茂の海から新鮮なままお届けするため、今年はウェブからの限定注文になります。

詳細はこちら(連合会hp)→https://seikatsuclub.coop/news/detail.html?NTC=0000047352

お申し込みは→「eクラブ」 もしくは 「生活クラブのインターネット注文eクラブ」にて。取り組み回数は3回。1月3回・1月5回・2月2回。

理事 菊池江里奈

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